喜ばざる状況だから修理後には喜んで頂きたい。
繊細な感覚とテクニックでスペシャリストが対応します。
実際の修理の事例です。
[ 富士重工 レガシー 後部側面修理事例 ]
平成18年式 富士重工 レガシーワゴン(BP5)
ボディーカラー:アークティックホワイトパール(36J)/3CP(耐スリ)
後部側面、車両接触事故による損傷です。
左テールランプ下に手のひら大の凹みが確認出来ます。
塗膜も割れてしまっています。良いペンダコです。
リヤバンパー左側にも今回の事故と同一の擦傷痕(さっしょうこん)が確認出来ます。
では、車体整備に入ります。レッツライド!!
まずは、リヤフェンダの裏側から変形した鋼板を板金(叩きだせる)出来る構造だったので、リヤフェンダトリム(内張り)を分解します。
裏側から変形した鋼板を叩きだす板金を施工した後、伸びた鋼板を絞り、ある程度鋼板に張りが出た状態になったら、少し低めの状態で高張力鋼板の対応の新工法『 BSパネルテンショナー 』により、塗装前の下処理前のベースを形成します。青く見える(下の写真↓)のが、鋼板が凹んでいた範囲ですが、見た目以上に広く変形していますネ。
どの工程でどこまで修理するのかという範囲が必ずありますが、この 『 BSパネルテンショナー 』により変形した鋼板の高さを元の高さに合わせるのが最終的な完成状態とします。従来工法でいう板金工程の最終状態と同じです。
では、パテ(↓)やその後のサフェーサでは塗膜の高さを修理していない箇所と均一にするのが最終的な完成状態とします。
ここまでくると、もうmm(ミリ)以下の単位の高低差を無くす作業です。これを技術者の目や手の感覚で形成していく、非常に高い技術と経験、センスが問われる工程でもあります。
この工程(↑)の後に、リヤフェンダの内側の塗装や防錆処理を施工します。
見えないところも美しくです。
リヤバンパー(↓)の傷もパテとサフェーサにより修理します。
そして、最高級イタリア製塗装ブース『 SAIMA 』内で塗装します。
一般的に3コートパールの補修塗装の場合、塗装範囲は広範囲となります。今回はリヤドアまで塗装が必要だったため、リヤドアの付属品も分解して塗装しました。
こちらの車両ですが、高機能塗装の一つ、『耐スリ傷性クリア』塗装が施工されていましたので、元通りに補修塗装します。(スバルの耐スリ・・・)
リヤバンパーも同様に塗装します。
そして、損傷した部品を取り替え、再利用可能な部品を組み付け完成です。
キレイに仕上がってますネ。
今回の修理代は 技術料116,351円 部品・材料代46,316円
合計162,667円 となりました。整備期間は4日間 でした。
担当者 フロント:山田高宏 板金:野田匡也 塗装:椎野明彦・松浦雅樹
― iwatabankin information ―
「函南町・三島市・熱海市・伊東市・伊豆の国市・伊豆市・沼津市・清水町 にお住まいの方で事故による愛車のキズ凹み(へこみ)板金塗装修理は是非(セカンドオピニオンとしてでも構いませんので)岩田鈑金にお気軽にご相談下さい。お問い合わせメールに画像を添付していただき、車検証に記載されている型式指定番号・類別区分番号、ボディーに貼り付けてあるコーションプレートから(貼り付け位置が分からなければお問い合わせ下さい)カラー番号の情報をお伝えいただければより詳細なお見積りが可能です。(お客様のお名前、車台番号は不要です)」