喜ばざる状況だから修理後には喜んで頂きたい。
繊細な感覚とテクニックでスペシャリストが対応します。
実際の修理の事例です。
[ レクサスIS 後方側面損傷修理事例 ]
平成19年式 レクサス IS(GSE)
ボディーカラー:シルバーマイカ メタリック(1G1)
最近、レクサスにお乗りの方が増えてきて時折工場内がレクサス祭りとなります。
右後方の損傷です。
クォーターパネル(リヤフェンダ)の著しい変形で、リヤドアとクォーターパネルとの「チリ(隙間)」も広くなっています。
リヤドアを開けてみると・・・
クォーターパネルの内側にも変形が確認できます。
このクォーターパネル内側の段々を復元するのが大変な作業なんです。
ホイールにも傷が・・・
では、早速 車体整備に取り掛ります。
クォーターパネルのアーチ部を半裁して取り替える修理方法もありましたが、今回は、鈑金で修理しました。
なるべくパテを付けないように極力、鈑金によって鋼板を元の状態に戻します。
うっすらとパテを塗布。
下処理を終え、最高級イタリア製塗装ブース『 SAIMA(サイマ) 』 内で塗装します。
まずは今回変形していたクォーターパネルのインナー(内側)部を塗装。
インナーの段付き部を利用して「ぼかし」塗装をします。
次にリヤドアを閉めて、アウター(外側)部を塗装します。
お客様のご要望と当社のお勧めで、Aピラー(フロントガラスの横の柱)まで塗装します。
一般的にクォーターを修理する場合、Cピラー(リヤガラスの横のガラス)の上で塗装を 「ぼかす」事が多いのですが、数ヶ月後に塗装した所と塗装していないところの境目(塗装際)が分ってしましますので、長くお乗りになる際にはお勧めの工法です。
さらにこのお車の場合、『耐スリ傷性クリアー』が塗布してあるので、尚更 塗装際が出てしまう可能性・・・というか確実に出ます・・・
この耐スリ傷性クリアーですが、従来通りの作業(ベース塗装→クリアー塗装)をしてから、一旦 中研ぎを入れて、その上から専用耐スリ傷性クリアーを塗布するという、非常に手間の掛る大変な塗膜なんです。最近のトヨタさんの高級車にはだいたい施工されています。
塗装を完成させて、取り外した部品を組み付けてから、
傷が付いたホイール(45,900円)を取替。
傷が付いていたロッカパネルモール(色付33,800円)を取替。
で、完成です。
良い肌艶です。
リヤドアとクォーターのチリもしっかり元通りですね。
今回の修理代は 技術料202,230円 部品・材料代92,410円
合計318,000円 となりました。整備期間は6日間 でした。
担当者 フロント/山田・鈑金/薬師寺・塗装/椎野・仕上/土屋
― iwatabankin information ―
「函南町・三島市・熱海市・伊東市・伊豆の国市・伊豆市・沼津市・清水町 にお住まいの方で事故による愛車のキズ凹み(へこみ)板金塗装修理は是非(セカンドオピニオンとしてでも構いませんので)岩田鈑金にお気軽にご相談下さい。お問い合わせメールに画像を添付していただき、車検証に記載されている型式指定番号・類別区分番号、ボディーに貼り付けてあるコーションプレートから(貼り付け位置が分からなければお問い合わせ下さい)カラー番号の情報をお伝えいただければより詳細なお見積りが可能です。(お客様のお名前、車台番号は不要です)」