喜ばざる状況だから修理後には喜んで頂きたい。
繊細な感覚とテクニックでスペシャリストが対応します。
実際の修理の事例です。
【マツダ RX7(FD)の全塗装(色変)】
わざわざ御殿場市にお住まいのお客様からお仕事のご依頼です。
1991年から販売されたこのFD。
この車のデザインは20年以上経った今 見てもスゴいですね。
このデザインも、今も尚、この車の根強いファンが多い理由のひとつでしょうね。
ずっと乗っていただけるようキレイに仕上げます。
凹んでいた個所もせっかくなので板金修理します。
今回は社外のスポイラーの取り付けも合わせて依頼いただいたので、現物合わせて 『 チリ 』 を加工調整していきます。
社外品のスポイラー取り付けは10年程前には よくあった作業ですが、こういった仕事がなくなったな・・・
内側(ドアを閉めていると見えない内側など)の塗装もご希望でしたので、外側に取り付いている部品(ドアなど)をできるだけ取り外し、さらに取り外した外側の部品も細かいところまで分解していきます。
塗装前のマスキング作業。
塗装したくない部品を養生(隠し)します。塗装しない部品に着いているゴミやホコリを包み込み、閉じ込めることで塗装する面にゴミやホコリが舞い上がり付着させない様にする効果もあります。
こちらのお車は元々の塗装(塗膜)の状態が良好だったので剥離作業はせずサフェーサーによりコーティングしてから塗装していきます。
サフェーサーは防錆、防水効果の他に、その種類によって厚く吹きつけることもでき、板金やパテの研磨作業では平らにしきれなきった細かいキズやうっすらした凹みを平らにすることも出来ます。
塗装ブース 『 SAIMA 』 内で塗装です。
車体整備工場では減ってきている全塗装のようですが、当社では定期的なご依頼をいただけます。その理由がこの塗装ブースを選んでご依頼いただけることが多いようです。
元々の色が付いている部品は細かなものまで全て塗装します。
上記のバラバラにしてある写真は塗装後の状態ですが、こちらも塗装室で全て塗装しています。
※新車の製造工程では、バンパーやプロテクトモールなどプラスチック部品のようなボディーと素材が違う部品は新車の製造時に別々に塗装をしてから組み付けるので、新車でもよくみればボディーと一緒に塗装いない部品は全て色が違います。全塗装時に細かな部品も全て色が揃えられることは統一感が出てかっこいいです。
大きな ドア、バックドア、バンパー、スポイラー等も取り外した状態で表と裏を塗装します。
車体に取り付けて塗装しないので、スプレーガンによる 『 色 』 と 『 肌 』 の調整が必要な高い技術を必要としますので、塗装技術者の腕の見せ所です。
分解して取り外された全ての部品を元に戻して、軽く磨いてから完成です。
当社では塗装が完全に硬化して、光沢や下処理の良し悪し等をチャックするために、全塗装をした全てのお車を一ヶ月後にお預かりしています。
オーナー様のご期待に添える様、心を込めて作業させていただきました。
末長く大切にお乗りになって下さい。
― iwatabankin information ―
「函南町・三島市・熱海市・伊東市・伊豆の国市・伊豆市・沼津市・清水町 にお住まいの方で事故による愛車のキズ凹み(へこみ)板金塗装修理は是非(セカンドオピニオンとしてでも構いませんので)岩田鈑金にお気軽にご相談下さい。お問い合わせメールに画像を添付していただき、車検証に記載されている型式指定番号・類別区分番号、ボディーに貼り付けてあるコーションプレートから(貼り付け位置が分からなければお問い合わせ下さい)カラー番号の情報をお伝えいただければより詳細なお見積りが可能です。(お客様のお名前、車台番号は不要です)」