喜ばざる状況だから修理後には喜んで頂きたい。
繊細な感覚とテクニックでスペシャリストが対応します。
実際の修理の事例です。
[ トヨタ イスト 右前損傷修理事例 ]
平成17年式 トヨタ イスト(NCP60)
ボディーカラー:ライトオリーブメタリック(6U4)/メタリック
分解してみると・・・
フロントフェンダを取り付ける部品「フロントマウントブラケット」が折れています。
こちらを鈑金修正し、フロントフェンダが正確な位置で取り付けられるようにします。
内板骨格部位への事故時の衝撃による変形はこちらの部品だけでした。
内板骨格部品の構造が変わり、ヘッドライトの裏側は上の写真のように空洞となっています。これは、事故による衝撃がヘッドライトに入力された場合、ヘッドライトを介して内板骨格部品 に必要以上の衝撃が伝わらないようにするためです。(詳しくは衝突安全ボディーについて)
取り替えたフロントフェンダに塗装していきます。
(意外と?)鈑金塗装屋さんでは、新品パネルには塗装されない防錆(サフェーサ)塗装。
新品部品を塗装して、その塗装代を請求する場合、防錆塗装をするのが、前提条件です。
この工程を怠ると後々塗膜の艶がひけたりします。
そして、塗装。
取り替えたフロントフェンダと隣接するフロントドアと色を合わせるために、フロントドアに「ボカシ塗装」をします。
このお車のバンパーは塗装済みのバンパーが無かったので、こちらも塗装します。
ドアやフェンダ、バックドアのような外板部品は塗装されていない状態で販売されていますが、バンパー、ドアミラー、プロテクトモールのようなプラスチック製の外板部品は塗装された状態で販売されている事が多いです。バンパーに関してはメーカー系販売ディラーの整備士さんが塗装を必要としない部品交換だけなら、外注に出さずとも自分たちでも出来るようにすることが狙いだったようです。しかし、最近はバンパーに関しては国内の全メーカーに言える事ですが、人気のある車色に限定されてきています。これはメーカーで余分な在庫を抱えるのを軽減するためのようです。塗装されているバンパーがある場合、大量生産しているので、変形や割れ、傷がひどい場合、取り替えた方が安い場合もあります。
完成です。
今回の修理代は 技術料63,920円 部品・材料代58,570円
合計141,356円 となりました。整備期間は3日間 でした。
担当者 フロント/山田・鈑金/福本・塗装/松浦・仕上/土屋
― iwatabankin information ―
「函南町・三島市・熱海市・伊東市・伊豆の国市・伊豆市・沼津市・清水町 にお住まいの方で事故による愛車のキズ凹み(へこみ)板金塗装修理は是非(セカンドオピニオンとしてでも構いませんので)岩田鈑金にお気軽にご相談下さい。お問い合わせメールに画像を添付していただき、車検証に記載されている型式指定番号・類別区分番号、ボディーに貼り付けてあるコーションプレートから(貼り付け位置が分からなければお問い合わせ下さい)カラー番号の情報をお伝えいただければより詳細なお見積りが可能です。(お客様のお名前、車台番号は不要です)」