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2013.06/12
ダイハツ タント(L375S)

平成21年式 ダイハツ タント(L375S)

ボディーカラー: ファインブルー  マイカメタリック(B67)

追突による前部損傷です。

作業前 前

作業前 斜右

作業前 斜左

追突のダメージでフード(ボンネット)が くの字に折れ曲がっています(↑)。

IMG_6036

IMG_6040

右フェンダが事故によるダメージで後退して、右フロントドアとの「 チリ 」が無くなって干渉しています(↑)。右フェンダ同様、左フロントフェンダも事故によるダメージで後退して左フロントドアとの「 チリ 」が無くなって干渉しています(↓)。

IMG_6035

IMG_6039

フードを開けてみると、フロントバンパーが若干後退しているのが確認できます(↓)。

作業前 上

フロントバンパーの後退した程度をみる限り、そのダメージもそこまで大きくなさそうですが、フロントバンパーと取り外してみると・・・

P1080667

事故の際の大きなダメージをこの車両が受けた痕跡が確認できます。

プラスチック素材のフロントバンパーは事故の際、一度ダメージを受けて凹んでも元に戻ることがありますが、鋼板素材で形成されている内板骨格部品は事故の際に受けたダメージをそのまま形として残します。こういった損傷は全ての自動車に表れる損傷ですが、最近の軽自動車には顕著に表れる損傷です。それは、広い室内空間を確保するために、エンジンルームを極限まで狭くした結果、外板パネルと内板骨格部品が接していることが原因といえます。

P1080668

上から。目視で確認できるほど内板骨格部品が押し込まれています。

P1080670

クーラーコンデンサ(エアコンの空気を冷やす部品)やラジエータ(エンジンの冷却水を冷やす部品)も弓なりに変形しています。

P1080671

サイドメンバ(フレーム)の先端も折れていますが、この部位は「クラッシャブルゾーン」として、「ダメージャビリティー」や「リペアラビリティ」が採用されているので壊れやすく修理しやすいのが特徴です。

(詳しくは「 衝突安全安全ボディ 」について参照)

P1080672

フロントバンパーリインホースメントも変形したことで、エンジンの排気ガスをマフラーに送る「エキゾーストマニホールド」やエキゾーストマニホールドに取り付けられている排気ガス中に残存している酸素濃度を検知する「オキシジエンセンサ(O2センサ)」が折損しています。

さらに、ここから作業を進めて分かる事なのですが、内板骨格部品の押し込まれた変形量がが余りにも大きく、左サイドメンバの上に取り付けられている、「ブレーキアクチュエータ(ブレーキを電子制御しているブレーキシステムの心臓部)」まで損傷が及んでいました。

 

では、これより車体整備を実施していきます。レッツ、ライド!!

まずは、車両を「マウント(修正機に固定)」して、今回の事故でダメージを受けた左右のサイドメンバの変形量を最新鋭フレーム測定器『 ULTRA-S』により測定します。

P1090178

測定した結果を元に「アライニング」します。

※車両が受けているダメージを想像しながら、取り替える部品を直ぐには取り外さず、取り替える部品が元の位置にまで戻ってくる様に測定と修正を繰り返していきます。これを「アライニング(粗出し)」といいます。アライニングする際、修正する部位の順番、引き加減、引き方等、様々なアプローチをして直していきます。

P1090177

P1090181

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アライニングを終えると十点近い内板骨格部品一つ一つの取り付く位置を測定して、借り付けを繰り返して、正確な位置で溶接により溶着します。

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P1090262

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内板骨格部品の取り替えを終え、防錆処理をします(↓)。

P1090269

その上から、塗装します。

こちらの塗装の色は外板パネルに吹きつけられている色とは若干違う色を2種類ほど『 調色 』して塗装してあります。

新車の状態に少しでも近づける様に調色だったり塗装の仕方もパラパラと軽く塗料を乗せる程度だったり、色々な技術を駆使して仕上げていきます。

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 内板骨格修理が完了するとここから二つの作業を同時進行します。

一つは・・・

最高級イタリア製塗装ブース『 SAIMA 』内で外板パネルの塗装作業です。

DSCN2720

 ↑左フェンダ(新品)塗装。 ↓フード(新品)塗装。

DSCN2716

DSCN2717

右フロントフェンダ(板金~下処理済み)塗装。↑

DSCN2718

右フロントドア(エッジ部下処理及びぼかし)塗装↑。同じく左ドアパネル↓。

DSCN2719

 

そして、もう一つは・・・

「エキゾーストマニホールド」と「ブレーキアクチュエータ」の取り替え作業。

P1090368

P1090371

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アクチュエータと繋がっているブレーキパイプも変形していたので取り替え。

P1090370

 

二つの作業を同時に進行させ、それぞれが完了次第、損傷があった部品の取り替え、損傷のなかった部品の組み換えを行い完成させます。

P1090583

完成です。キレイに仕上がっています。

青い空にダイハツファインブルーが眩しいです。

完成 前

完成 斜

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フロントフェンダとフロントドアの『 チリ 』もいい感じですネ。

 

では、もう一度、BEFORE → AFTER

作業前 前

完成 前

まぁなんてことでしょう!!

 

今回の修理代は 技術料266,196円 部品・材料代515,716円 

ナンバー再交付代13,320円 合計795,232円 となりました。

整備期間は7日間 でした。

担当者 フロント/山田高宏 板金/薬師寺 実 塗装/松浦雅樹 整備/小林哲也

 

― iwatabankin information ―

「函南町・三島市・熱海市・伊東市・伊豆の国市・伊豆市・沼津市・清水町 にお住まいの方で事故による愛車のキズ凹み(へこみ)板金塗装修理は是非(セカンドオピニオンとしてでも構いませんので)岩田鈑金にお気軽にご相談下さい。お問い合わせメールに画像を添付していただき、車検証に記載されている型式指定番号・類別区分番号、ボディーに貼り付けてあるコーションプレートから(貼り付け位置が分からなければお問い合わせ下さい)カラー番号の情報をお伝えいただければより詳細なお見積りが可能です。(お客様のお名前、車台番号は不要です)」