喜ばざる状況だから修理後には喜んで頂きたい。
繊細な感覚とテクニックでスペシャリストが対応します。
実際の修理の事例です。
[ スズキ スペーシア 側面修理事例 ]
平成30年式 SUZUKI SPACIA(MK53S)
ボディーカラー:ブルーイッシュブラックパール(ZJ3)
単独事故による側面の損傷です。
左前輪のすぐ後ろの良くぶつけてしまうところですね。
スプラッシュガード(サイドスポイラー)を外してみると・・・
スプラッシュガードで隠れていたフロントフェンダーの下部とサイドシル(サイドステップ)の前方部が大きく変形しているのが分かります。
フロントフェンダーを外してみるとフロントピラーの下部にも大きな変形が確認できたため、この変形している部位を新しい部品に交換します。
こちらの部品はドアやフェンダーのようなボルトで取り付けられている部品(外板部品orボルトオンパーツ)とは違い車体の一部の部品(内板骨格部品)として溶接により取り付けられています。
まずは、アウター(一番外側)部に著しい変形が確認できた部位を切り離します。
次に、切り離した部品と同じ形で新しい部品を切り抜いてスポット溶接機『MULTI ALPHAⅢ』によりスポット溶接して取り付けます。
アウター部の切り継ぎ部をMIG溶接とパテにより形成します。
サフェーサーにより防錆・防水処理をして、
塗装します。
次にフロントフェンダの修理。
変形していたフロントフェンダの下部鈑金した後、パテにより元の形に形成します。
次にサフェーサーにより防錆・防水処理をします。
そして、今回交換する新品のフロントドア。
鋼板製の外板新品部品はほぼ全ての部品が塗装されていない状態で納品されるので塗装を必要とします。
まずは裏面を塗装。
防錆処理を終えたフロントフェンダーと内側の塗装を終えたフロントドアを車体に取り付けて塗装ブース『SAIMA(サイマ)』内で外板塗装をしていきます。
外した部品を元の様に取り付け、再利用できる必要な部品を組み替えて完成。
いつもの、Before After。
今回の修理代は 技術料156,479円 部品・材料代95,710円 合計252,189円(税別)。
整備期間は7日間 でした。
担当者 フロント/水上・鈑金/野田/・塗装/相原